バレエの種類とバレエレッスン着の特徴
バレエといえばレオタードを着てトウシューズを履き、クラシック音楽に合わせて踊るダンス というイメージがあると思いますが、それだけがバレエではありません。 トウシューズを履いて踊るバレエが基本となりますが、その基本のバレエから派生して生まれたバレエはたくさんあります。 その中でも、メジャーなバレエの種類についてご紹介させて頂きます。
バレエの種類
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クラシックバレエ(Classical Ballet)
クラシックバレエは最も一般的で伝統的なスタイルのバレエです。古典的なレパートリーやテクニックが特徴であり、ポワントシューズ(つま先立ち)やグラン・ジュテ(大ジャンプ)などの要素が含まれます。代表的なクラシックバレエ作品には「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」があります。
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ニューバレエ(Neoclassical Ballet)
ニューバレエはクラシックバレエの伝統的な要素を取り入れつつ、より現代的なアプローチを追求したスタイルです。振付や音楽においてもより自由な表現が行われ、抽象的な要素や斬新な動きが特徴です。有名なニューバレエ作品にはジョージ・バランシンやウィリアム・フォーサイトの作品があります。
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コンテンポラリーバレエ(Contemporary Ballet)
コンテンポラリーバレエは現代的な要素を取り入れたバレエのスタイルで、より自由で表現力豊かな動きが特徴です。クラシックバレエのテクニックを基盤にしながらも、現代舞踊や現代音楽との組み合わせや実験的な要素が盛り込まれています。振付家によってスタイルやアプローチが異なるため、多様な作品があります。
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ジャズバレエ(Jazz Ballet)
ジャズバレエはジャズダンスとクラシックバレエを融合させたスタイルです。リズミカルでエネルギッシュな動きが特徴であり、より自由な表現や即興性が求められます。ジャズバレエは舞台上やミュージカルなどのパフォーマンスでよく見られます。
バレエレッスン着の特徴
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レオタード(Leotard)
レオタードはバレエレッスンでよく使われる基本的な衣装です。体にぴったりとフィットし、身体のラインを見せることができます。一般的には短袖やタンクトップスタイルがあります。
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タイツ(Tights)
タイツはレオタードと組み合わせて着用されることが多いです。クラシックバレエではピンクや肌色のタイツが一般的ですが、他のスタイルのバレエではカラフルなタイツを使用することもあります。
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バレエシューズとトウシューズ(Ballet Shoes)
バレエシューズはバレエの練習やパフォーマンスで使用される特別な靴です。クラシックバレエではフラットシューズとトウシューズの2種類があります。フラットシューズはソフトシューズとも呼ばれ、通常のフラットな靴底でつま先を使って踊ります。一方、トウシューズは硬い先端(トウボックス)がついた靴で、つま先立ちをする際に使用されます。
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ヘアスタイル
バレエレッスンでは髪をまとめておくことが求められます。一般的にはバンダナやヘアピンを使って髪をまとめ、顔や首のラインが見えるようにします。